IWC マーク18 プティ・プランス IWCがパイロットであったサン=テグジュペリにこめた思いは・・・?
最後に・・・
このマーク18はノーマルモデルではなく、あのアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが書いた「星の王子さま(プティ・プランス)」エディションです。
あるパイロットが砂漠に不時着し、そこで別の星からやってきた王子さまと出会います。
その王子さまは小さい星に住んでいて、小さな薔薇を一輪育てて面倒を見ていたのですが、ある日そのわがまま放題の薔薇と喧嘩して星を出てきてしまいます。
星から星へと転々とする王子は、奇妙な大人にばかり遭遇するのです。
命令をして偉そうにばかりしている王様・・・
自分が褒められることしか考えていないうぬぼれ屋・・・
酒を飲むことを恥じ、それを忘れるために飲む酔っ払い・・・
自分の所有する星をひたすら数えることに徹するビジネスマン・・・
1分間に1度ずつ、火をつけたり消したりしている規則を厳格に守ることしか知らない点灯夫・・・
実際の土地を知らず、書斎に閉じこもってばかりの地質学者・・・。
自分の弱さを隠すために上から目線で命令する・・・
本当は自分が弱いことがわかっているから過度なうぬぼれでごまかそうとする・・・
過去の傷を思い出すことに耐えられなくて、それを忘れるために酒を飲み、その酒を飲んだことすら恥ずかしくて忘れたくなる・・・
所有欲に全てを注ぎ込み、数しか見ない・・・
バカバカしいほど規則を重んじるがあまり、単純なことが目に入らない・・・
実際に経験したこともないくせに、わかった気になる・・・